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ミルフォードトラックを歩く

こんにちは、旅人のNAOKOです。
前記しましたが、まだまだ自由にネットを見れない環境です。

なもので、今日はこの旅で歩いたときの
「ミルフォードトラック」の内容を一部抜粋してお送りします。

以下、2006年1月27日の日記です。
そのほかの日記は、ミルフォードトラック 南島でお楽しみください!!

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タイトル「Rain♪Rain♪Rain♪…Day two」

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予報どおりに朝から大雨の大荒れの天気!
Hutのワーデンが7時から私達にインフォメーションするために居てくれて、
途中のトラックの様子を教えてくれていました。

…川はオーバーフローしてるから気をつけてと、
途中は腰まではいかないにしても、かなりの水量がある部分があると。
しかし、そこにはレンジャー(ワーデン)が待ってるから彼に従って歩くこと。
…という感じの事を言われて歩き始めました。

Be carefur, but ...Have fun !!
この “気をつけて…けど、楽しんで♪”  という言葉は本当に心を軽くしてくれます。

昨夜に話したシアトルから来ていた外人さんに一緒に歩く?
と言われたのですが、私は歩くペースが非常に遅いのでと辞退をして、
一人で…なおかつ彼の次の2番手に歩き始めました。

この2日目は、途中途中に山間部の谷を歩くルート。
この辺りの山肌は石で出来ているため、
雨が降れば降るほど山肌から流れ落ちる水の量が増します。
それはとても凄い景観です。
なので、雨量があればあるほど景色は素晴らしく見応えのあるものになるのです。
途中にはちゃんと名前がついている滝をいくつか見ることが出来るのですが、
この日は雨の量が凄いこともあって…
どれが滝なんだかってぐらいに山肌からは水が流れ落ちていました。
雨の強さよりも、この景観の方が素晴らしく何度も息を呑みました。

そんな感じで歩いていたのですが、ワーデンのインフォ通りに川は何箇所も溢れていました。
小心者の私は、最初はなんと裸足になって溢れている部分を通過していたのどですが、
何箇所も通過しているうちに無駄だと分かり最後の方では…
話しで聞いていた通りに腿の付け根ギリギリまでの川渡りが待っていました。
ここで久々に他の人達4人と合流しワーデンの先導にて川を渡りました。
彼は一番安全なルートを案内してくれていたのだと思います。
この時、お母さんと一緒に歩いていた男の子も居たのですが、
彼は胸の下まで浸ったそうです。
こんな小さい頃からこんな経験が出来るなんて素晴らしいと、かなり感動していました。

こうして二日目の歩きを終えてhUTに無事に到着。
Hutでは暖炉に火が灯してあって、その周りに濡れたものを干して一日を終えました。
この雨は、翌朝まで続きました。

眠る時に聞く雨や風の音が、不安より心地よく聞こえます。
朝の目覚めの時に聞こえる自然の音や鳥の合唱…全てが心の奥底まで響いてきます。
今日も新しい一日が始まると。

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私は、ミルフォードトラックを二度一人で歩きましたが、二度ともお天気は強風、雨・・・そして晴天と、とっても恵まれました。山を歩くときは、それはお天気がいいことがいいのですが、ミルフォードトラックに関しては、雨の景色も、それはそれは圧巻です。特に二日目の歩きでは、谷を抜けていくのですが、両サイドの山から流れ落ちる雨水は圧巻でした。そして翌朝、雨上がりの中を歩いていると、空気のすがすがしさや鳥のさえずり・・・などなどが、今となってはすべてが宝物のように心に刻まれています。
もし、ちょこっとでもミルフォードトラックを歩きたいと思っている方がいましたら、その思いは必ず叶いますよ! お金の心配よりは、旅行日程のほうが心配でしょう。純粋にミルフォードトラックだけを歩く旅としても、最低1週間は要すると思います。でも、たった一週間で歩けるって思ったら、意外と実現することじゃないでしょうか。私は毎回、海外などへ行くと思うのですが、普段お休みの日に家でごろごろしている一日と、同じ一日という時間を使って海外へと行くと・・・たった一日(数時間)で異国へと来れるんだなぁと、現地に到着すると必ず感動しています。

なんにせよ、まずは行動しなくてはね(^^)v 


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by cafestyle19 | 2010-02-17 16:34 | NZの山でのこと

主に2005年12月から2006年5月までの約半年の間に、世界各国の人たちとの出会いとNZの山々を歩いた旅日記です。


by cafestyle19