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ミルフォード・トラックへの道のり [1]

それは南島のニュージーランドで3番目に大きな「ワカティプ湖」の畔にあるクイーンズタウンに住んだのがキッカケです。
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↑湖の色は、、紺碧というのか青空に負けずに真っ青。
湖を囲む山々からはいくつもの川が流れ込んでいます。

私がミルフォードトラックを歩こうとはじめて思ったのは、ワーキングホリデーでニュージーランドの南島にあるこの街に4カ月ほど住んでいたから。この街に住んでいると、いやおうなしにというか、自然に山の情報が入ってきます。なぜならこの町がニュージーランドを代表するアクティビティの宝庫だからです(^^)

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↑散歩するにもとてもいいところ。向こう岸に見えているところでは、週末にもなるとマーケットが開かれます。NZの街を訪れるのなら、マーケットが開かれる週末をおススメします。

まぁ、このことばは、ガイドブックや旅行パンフレットをちょこっと読むと書いてあることなのですが、私がニュージーランドの各地を訪れて思ったことは、これほどまでに遊びやアウトドアの情報が躍っている街は、ほかにはありませんでした。

街を歩けば、バンジージャンプ(この街が発祥の地)やジェットボード、スキー場情報や乗馬や4WDツアーなどのアドレナリン120%の看板が街のいたるところを飾っています。そして、忘れてならないのは、クイーンズタウンからアクセス可能な周辺のトランピング情報があ集まっている、DOCオフィス(※NZの環境保全局)があること。

DOCオフィスに行くたびに、壁に貼られている各地のトランピングルートのMAPを見ては、いろいろと思いを巡らせていました。各地の情報も、写真入りでファイリングしたあったりして、毎回行くたびにファイルを眺めては、いつか歩いてみたいと思っていたものです。

当時の私は、トランピングの道具類は一切日本から持って行っていなかったので、最初はクイーンズタウンから歩いてアクセスできるショートウオークばかりを歩いていました。意外と知られていませんが、この町からはいくつも数時間のウオーキングルートがあります。街にかかっている観光ゴンドラの山頂も、1時間ほどで歩いて上がれます。

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↑近くのカワラウ川とショットオーバー川で体験できるジェットボード会社のショーウインドウの模型です。

そしてそしてもう一つ、アウトドアショップの多さも山への気持ちを膨らませるには十分。老舗の小さいアウドドアショップから総合アウトドアアパレルショップ、またはニュージーランドアウトドアショップとしては名高いKATHMADUなども軒を連ねています。

私は、このKATMANDUにはよく行きました。常にお金があまりない状態で旅をしていたから、このSHOPにはとてもお世話になりました。頻繁におこなわられるセールの時を狙っては、ちょこちょことアウトドア製品を買い足していたほど。それと、ワンホリ時代に働いていたホテルで仲良くしていたKIWIのスタッフが、ここのフリースベストを着ていて、それがとっても似合っていたんですよね。彼女もKATHMANDUを着ていることを、なんだか誇らしげにしていて。なんだか私も欲しい! って、直ぐに感化されました。

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↑「KATMANDU」のDay Packです。とっても軽くて、内ポケットもしっかりと作られていて、街歩きにもとても便利に使えます。そして、外側のポケットの下にはZIPがついて、開くと容量が増すようになっているのも、とってもいいです。

それとニュージーランドで、私がほとんど予定を決めずに旅行ができたのは、ほとんどの街にある、ビジターセンターがあったから。日本でいうと、観光案内所です。このビジターセンターがある町では、先ずはここを訪れて、土地の情報をゲットしていました。天気予報から、宿泊施設のパンフレット、観光情報やその土地独自の情報などはきれいにファイルされて用意されています。ここに行けば、旅行者としては必要な情報が一通りそろいます。

こんな感じに、クイーンズタウンに住んでいるときに、さまざまなアクティビティや・・・遊ぶ情報に触れていたら、いつかトランピングをしてみたいって、思うようになっていました。そしてやっぱり「世界一の散歩道」なんて情報を得てしまうと、もともと散歩好きの私としては、歩いてみたくて仕方がなくなりました。

なので、まだトランピングの道具を一切もっていないときに、すでにミルフォードトラックの予約をしてしまいました。予約をしてしまえば、行くしかないですもん。もし、行けなかったら、キャンセルすればいいだけのこと。
そんな軽い気持ちで、クイーンズタウンのDOCオフィスで予約を入れました。

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↑夏ともなってくると、みんな外で食事をしたりお茶をしたりします。小さい街なのに、みんな陽気で明るくて賑やかなのもクイーンズタウンです(^^)

次は、ミルフォードトラックを歩く(個人ウォーク)には、
山小屋だけ予約すればいいものではないのです。
そんなことを書いてみようと思います。


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by cafestyle19 | 2009-12-20 15:23 | NZ旅の空の下で

主に2005年12月から2006年5月までの約半年の間に、世界各国の人たちとの出会いとNZの山々を歩いた旅日記です。


by cafestyle19